面倒だと言われるポテサラを作って思ったこと
前にポテトサラダについて一悶着あった。
普段料理をしなそうな人の発言が普段料理をする人たちの怒りを買った。そんな感じだったと思う。私はそこまでポテトサラダを愛している訳ではないけれど、何年か一度くらいは食べたくなって買う。こういう物は作り手のこだわりが出るものだ。違うお店で買えば、それだけバリエーションを知ることができるから買っていた。もちろん単純に作るのがめんどうだという理由もある。
だけど今日は作ってみた。
【結論】ポテサラ作りはそこまで面倒ではない
確かに面倒くさい。だけど面倒な社内政治とマウント合戦、面倒な顧客用の提案や火消しをすることを考えれば、ずっと楽。ポテサラは食べられるし。それが私が思ったこと。そして、途中でつまみ食いをしながら作るのは思っていたより楽しかった。
なんで作った
北海道直送のじゃがいもが手に入ったから。ホクホク度が半端ないじゃがいも。最初は茹でてバターをつけたりベイクドポテトにしたりして食べていたんだけど、ある時「これはポテトサラダにするべきだ」とひらめいた。それで作った。
面倒たる所以
作って見て感じたこと。面倒だと思ってしまうのは、たぶん茹でたお芋を冷ますのに時間がかかるから。熱々のまま作業を進めればマヨネーズが溶けてしまう。あとは先にゆで卵を作って置くことも忘れそう。固茹でだから微妙に時間がかかる。慣れればドンドン作れそう。
参考にしたレシピは敬愛する冨田ただすけさんの物。
作るといいこと
できたてもおいしいけど、冷蔵庫から出したての冷えたポテトサラダも好きな私はおかしいかもしれない。だけど、ポテトサラダのいいところはそこ。一度作っておけば数日は食べられる。作り置きのおかずがひとつ冷蔵庫にあると、ごはん作りもお弁当作りもグンと楽になる。小腹が減った時にひと口食べるのも好き。なぜかビールにも合うし。
「ポテサラくらい作れ」と言われたら
お惣菜を買ってきて盛り付け直して「手料理♡」と言う都市伝説の人、本当にいるのかな。しもしないくせに料理が楽で簡単だと思ってる人に言われたら、迷うことなくこの都市伝説の人になろうと思う。少ない量だと買った方が節約にもなる。
それか、やってTRYに出てもらう。
【教訓】
仕事上で起こる面倒なことは、極めて面倒だ。原因はほとんど全員がイヤイヤやっているのと、自分たちですべきことを他人にさせているから。とはいえ、ほとんどすべての会社員はイヤイヤでもするしかない。変えるべきは結局ここだな。自由意志で作っておいしく食べられるポテトサラダを作りながら、決意を新たにした。