控えめに言ってもっと早く知りたかった月経カップの存在

　ルンバと同様に私の生活を激変させた物に、月経カップがある。

　説明は省くけど、私は2年半前程にタンポンとナプキン使用からこれに切り替えて、今に至るまで何の問題もなく過ごしてる。というか、内閣の支持率が39%の今に100%支持！

　私の愛用品は『スーパージェニー』のラージ版。これ↓の透明をまさにAmazonで買いました。

何が最高か

交換は1日たったの2回：例えば平日の定時の日、私は7時起床、9時出社、18時終業、19時帰宅、21時お風呂、24時就寝がだいたいのスケジュール。この間、月経カップを取り出すのは、基本的に起床時とお風呂の後の2回だけで大丈夫です。一応、軽い日用のナプキンは当ててるけどたいして汚れない。おりものシートでいいかも。

スポーツOK：未だに体育会ノリでガチにスポーツを嗜んでいるんだけど、これでOK。きちんと入っていれば異物感はないので楽。困ったことになった経験はありません。血が出てくる不快感や空気に触れる故に発生するにおいとも無縁なのです。

荷物が減る：生理中はナプキンだタンポンだを会社にも外出にも持っていくから荷物が多い。今はナプキンを少しとジプロックに入れた赤ちゃんのおしりふきを数枚保険で持っているだけです。（量が多い等、日中取り出す必要ができた時に役立つ）出張と旅行の時が身軽でいいですよ！

まさにこれ↓

　生理がある方なら、これだけでストレスが全然違うのがわかりますよね？

大は小を兼ねる

　月経カップにはカップの大きさと底についてる取っ手の形状にバリエーションがあって、好みに合わせて選ぶことが可能です。私は出産経験なしだけど、日中に取り出すのが面倒なので大きいサイズを使ってる。選ぶ時は、容量よりも膣の中でカップが開きやすい物を探すといいと思います。

　取っ手の形状は何でもいい。最初はリング状になっていて紐をつけられる（万が一の時は紐で引っ張って取り出せる）仕様の『メルーナ』を買ったけど、早々にリングも紐も不要なことに気づいたので。

あと、ビギナー用の容量が小さいタイプは当然日中の交換が必要。慣れてしまうとめんどうに感じると思います。

経済的

　生理用品って、ほとんどの女性が毎月使う物なのに高いと思う。ナプキン1パック 400円、タンポン1箱900円くらいでしょ。数時間でゴミになる物になんだかね。月経カップは繰り返し使えるから、ナプキンを買い足すだけ。経済的だと思う。

　ちなみに、繰り返し使えるオーガニックコットンのナプキンにも挑戦したんだけど挫折した。持ち歩くのも洗濯もめんどくさい。買ってしまった物は緊急用の避難道具の中に入れています。

非常時も安心

　今回のコロナでも、生理用品の棚が空っぽになってましたよね。月経カップは使用前に煮沸消毒、普段は除菌のハンドソープで洗って使えるから、ナプキンを焦って買い占める必要がありません。これだけでかなり安心。非常時にトイレにいく回数が増えないのもいいと思う。

よく聞く心配事

安全でない、不衛生：商品説明を読んで納得して買ったので満足してるし、病気や不調も起きてない。「中に物を入れるべきでない！ナプキン一択！」という人もいるだろうけど、自然派の人達にはナプキンが危ないって言ってる人もいるよね。

何よりも！皆さんもっと不衛生な物入れてるじゃないですか。衛生状態がもっと悪い昔からずっと入れてるんですよ！だから心配することはないと私は思ってるし、実際ない。

取り出せなくなる：自分の体を知る良い機会だと思う。膣の構造を知っていれば取り出せないなんて焦らない。ポイントはカップの密閉状態を解除すること。取っ手のリングやステムを引っ張っても密閉状態は解けません。膣とカップの側面のどこか一箇所に指を入れて空気を入れ、後は人差し指と親指でカップ本体をつまんで引っ張り出すのです。慣れれば数秒でできる。超快適です。