純米@大吟醸

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104:紅葉に染まる清水寺の思い出

  • 初めて紅葉の季節
  • 清水の舞台に立つ

 京都は何度行ってもまた行きたくなる。

 なぜか春と冬が多かったけど、秋真っ盛りの時に行ける機会があった。どこに行っても、なんとも言えない罪な美しさ。紅葉目当ての観光客で観光地客が行くところ全部が激混みではあったけど、辺りが明るく感じるくらいに紅く染まる木々にとても興奮した。

 この時は久しぶりに清水寺を訪れた。そういえば、このお寺はいったい何時代から今の姿をしているんだろう。いつ行ってもどこかしらをメンテナンスしている印象がある。写真で見るとこうみると、屋根の上なんて結構ボロい。伝統なのかな?こういう場所に現代的な重機を入れている姿がおもしろい。それでも足場を木で組んでいるところなんかは、きっと昔ながらのものなんだろうなと思った。

 そして舞台。もともと何のための広い場所なんだったか。私は不思議で仕方がない。だって、毎回舞台の先端に立ちたくなる。そして、毎回「わー」と言ってしまう。何度も見ているのに、現代にはもっと高くて怖い建物がたくさんあるのに、訪れる人はみんな深く感動しているように見えた。不思議だな。日本人だからかな。こういう場所は他にあったかな。

 この写真を撮ったのは十一月の終わりくらいだった。お寺に着くまでの道も好き。また歩きたい。

場所の詳細は、Google My Map 大吟醸トラベル の104番にて。